mamekurogouchiデビューを果たしたニットワンピースを別もんにした話②
前回お話はこちらから
mamekurogouchiデビューを果たしたニットワンピースを別もんにした話① - ふくつうがいたい (hatenablog.com)
ワンピース修理することをあきらめたが、じゃあそれを何にするのか。
ポーチにするか、マフラーにするか、、
なんかピンとこない。
そうだ、ボンネットがかわいい。ボンネットにしよう。
赤ちゃんがよくかぶってるやつ。
あれかわいいよなぁ。
後日知ったが、近年バラクラバとして主に韓国で流行していて
なんとGUにもバラクラバが販売されていた。
作ってもらうものは決まった。
あとは誰に依頼するかだ。
ココナラには編み物をしている人は多く
その大勢の中からどの人に頼むのがいいのかわからず、どのように頼むシステムなのかも皆無だった。
とりあえず「編み物 リメイク」とか「編み物 代行」でトップに出てくるひとに
相談するという項目があったのでメッセージを送ってみた。
以下原文ママ
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はじめまして。 このようなサービスを利用することが初めてなので、失礼な質問をしてしまっておりましたら申し訳ございません。 ニットワンピースをボンネットにしていただくことができるかどうかのご相談です。
経緯といたしましては、 3年前に頑張って購入したニットワンピースがありました。 しかしほつれが気になってきたので、このままでは着れないとおもい、お直しに出して着ようと思っておりました。 しかしお直し屋さんから現実的ではないというお話がありました。 結果、ワンピースとして着ることは出来なくなりました。 とても気に入っていたので、捨てることもできませんでした。 色も素材も気に入っていたので、なにかにかえることはできないのか、諦めきれない気持ちがあり調べてこちらに至りました。
このように使って欲しい糸(ニットワンピース)からちがうものに編んでいただくことは可能でしょうか。
希望としてはボンネットにしていただきたいと思っております。 参考までに元のニットワンピースの画像を添付いたします。 よろしくお願い致します。
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数時間後
返事が返ってきた…!!!
結論から言うと
依頼は受けることができないという内容だった。
私の依頼内容は要約するとこうなる。
①ニットのワンピースを一旦ほどき
②同じ糸を使って新たにボンネットを編む
相談をした方は
「この①ニットをほどく 作業の経験がないため、お代を頂戴して大切なお洋服をお預かりすることはどうしてもできかねます。」
ということだった。
なるほど、、、、、
編むことはできるがほどくことはできない。
ほどく作業と、編む作業のどちらもできる人じゃないとだめなのか。
また、ほどいてくれるひとと編んでくれる人を探すということなのか。
ほどくことと、編むことは全く別のことなのだ。
勉強になる。
さらにこの方はとても親切で、
同じココナラ上でセーターほどきと、編みなおしの両方をしている方を紹介してくれた。
それがわたしがこれからお世話になることになる みきのてさん だった。
みきのてさん
https://twitter.com/tetekara_?s=21&t=eMTwnbDCpC-wa-Gf7IqBEQ
https://instagram.com/tetekara?igshid=YmMyMTA2M2Y=
みきのてさんにも同様のメッセージを送った。
たくさん確認をとってもらって、
やり取りをしていく中で教えていただいた事はこんな事だった。
以下やり取りの原文抜粋
同じ毛糸で編み繋いである場合は、ほどくことができる可能性が高いのですが、ロックミシンなどできれいに処理してある場合は、糸が毎段断ち切られている状態になるので、ほどくと短い糸がたくさんできることになる(引き受けが難しい)
依頼された箇所の現物の写真を撮りたくさん送ったところ、
ロックミシンで処理してあるものではなく、毛糸のみで作られているようなので、通常のセーターなどと同じようにほどくことは可能かと思われます。
あとは、着用していくうちにできる毛玉と、細い糸がどのくらい耐えられるかという部分になるかと思います。
いつもは、解くと80%くらいが使えそうな糸として残るのですが、今回はそれを大きく下回る可能性もございます。
慎重に作業をして、できるだけ残せるように努力したいと思います。
すごい。
私の無知さたるや。お恥ずかしい。
こんだけ説明してもらっておきながら
私の気持ちはもう
なんやわからんが、ともかくほどくことができる!そしてボンネットを作ることができる!
そんならば、
みきのてさん!!
キミにきめた!!!!!!!!!
私の中のサトシが叫んでいた。
そうして、私はみきのてさん正式に依頼することとなり、mamekurogouchiのニットワンピースとお別れをした。
つづく