mamekurogouchiデビューを果たしたニットワンピースを別もんにした話③
前回の話はこちらから
mamekurogouchiデビューを果たしたニットワンピースを別もんにした話② - ふくつうがいたい (hatenablog.com)
賽は投げられた。
私はあとはみきのてさんからニットがほどかれた報告を待つことと
そのあとにどういうデザインのボンネットにするのかの相談で
「ほどきおわりました」の連絡待ちだなと思っていた。
しかし、実際みきのてさんはほどく過程の進捗状況を事細かく連絡をしてくれた。
今回はそれについて書いていく。
2022年11月13日
本日、ワンピースを5つのパーツに分けることができました!
(前身頃、後身頃、左袖、右袖、襟)次はいよいよ糸に戻していきます✨
またご報告致しますね😊
はわわわわあわわわわああああ!!!!
解体されている・・・・!!!!
大切なワンピースがバラバラになってしまった。
お願いしているので当たり前なのだが、何とも言えない気持ちだ。
もう後戻りできない感は満載。
少しの感傷的な気持ちとこれから新しいものになるドキドキの両方があった。
その後も部分ごとに進捗状況を伝えてくださっていた。
そして、2022年11月27日
先日ほどいた袖の分の水通しをいたしました。
【1枚目の画像】
先日の糸玉を“かせ”という状態にしたものです。
糸玉のままですと、縮れを伸ばすのが難しいので、一旦この状態にします。【2枚目の画像】
お湯にゆっくりつけて、編まれていた時の縮れを伸ばして、再度編みやすい状態の糸に戻します。これが乾いたら、また糸玉に戻しますね。
すごくない???
ただ、毛糸にしてそれをそのまま編むのかと思っていたら、
「水通し」っていう作業をして縮れを伸ばすんですって。
そんな手間暇がかかるなんて、想像だにしてなかった。
まず
「かせ」とは???
「水通し」とは??????
?????だらけだ。
母にもこのことを話した。
私「ワンピースをいまほどいてもらってるんけど見てこれ」
母「なにこれ!!!めちゃくちゃ大変じゃん。まめだし、すごいね~」
あ、このときの”まめ”は"mame"ではなく”忠実”といういみの”まめ”
筆まめとかいうでしょ。
日本語難しいね。
さて、
2022年12月11日
こんばんは
ワンピース、無事に全てほどくことができました😊
いちど水通しをして、今は乾燥中です。
しっかり乾いたら、糸玉にして、編み始められると思います!また進みましたらご報告致しますね😊
このとき「そうめんやっぱり揖保乃糸〜♩」
が脳内で流れた。
そうめんが干されているようだ。
そして2022年12月18日
無事に糸玉になったmamekurogouchiのワンピース
なかなかボリューミー
こうなる間にももっと細やかなやり取りがあったんだけど、
それは今回は割愛。
この画像を送ってもらったときに
「ゴールドの糸がどんぐりみたいでかわいいですね」
と意味わからないことを言ってしまって何言ってんだこいつと後で思った。
ボンネットを実際に編んでいくにあたって
デザインについてもたくさんやりとりした。
襟付きにするか、あご周りで搾れるように紐をつけるか、
ゴールドの糸を使ってラインを入れるか、入れるならどういうラインにするか、どこに入れるか。
そりゃもう、一点ものですから。妥協はしない。
イメージ画像も送ったりした
私の細かい注文や、ときにはぼんやりとした提案にも
みきのてさんはいつも優しく丁寧に返事をしてくれた。
動画のご確認、参考のお写真、ありがとうございます^^
色々迷いますよね^^参考の画像のようにお作りすることも可能かと思います。
先日いただいたもののように、襟があるものではなく、画像のようなボンネットですね😊画像を見ると、このように編んでいるかと思います(添付画像1枚目)
紐も、お預かりしているワンピースの糸でお作りできます✨
細くて繊細な糸なので、切れてしまわないように編み方を検討してみますね。
糸だけにすると、先端が解けてしまう可能性もあるので、先端に何か飾り編みができたらなぁと思っております😊
どういう風に編んでいるかの説明や、
実際に近いものを作るとなるとどうなるのか。
試し編みをしてくださった画像や参考動画も送ってくれた。
私は最終的に参考に送った2枚目の襟なし、紐は別で作って顔周りに通して絞れるようなボンネットをオーダーした。
ゴールドの糸のラインは首周りに、もともとのmameのワンピースのデザインにあった×の模様で入れることに決まった。
あとは私の頭のサイズを測って
いざボンネット製作開始!!!!!!!
ところが
2022年12月23日
私はコロナウイルスの陽性反応が出て高熱で2週間自宅で苦しむことになる。
つづく